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静岡英和学院生徒によるPULCLEを活用した静岡市の中心市街地ツアープランのご紹介!
■概要
2021年度、静岡英和学院の人間社会学部人間社会学科と協業し、学生によるPULCLEを活用したツアープランを作成していただきました。実際にPULCLEに乗ってフィールドワークをしたり、各班にて協議を重ね、学生らしい目線を取り入れたツアープランが完成しました。是非とも参考にしてPULCLEで静岡の街を走ってみてはいかがでしょうか。
■インタビュー内容
①ツアープランにPULCLEと葵舟を採用した経緯
静岡では「おまち」文化があり、静岡市の中心市街地の活性化を推進する目的でI LOVEしずおか協議会があります。今回、I LOVEしずおか協議会の事業の一環として学生、中心市街地、協議会の会員であるTOKAIケーブルネットワークと協働して地域の課題解決やまちづくりにつながる取組みを行うことにしました。TOKAIケーブルネットワークは、静岡市の実施事業として行われているPULCLEや葵舟の事業展開をされています。そこで、観光をキーワードにPULCLEや葵舟を活用してまちを盛り上げるためにツアープランを作成することにしました。
観光は地域の文化を通して、人々が交流し、活動を行うという意味においても公共性があります。また、PULCLE・葵舟ともに、静岡市の実施事業で公共性が高いという観点からも取り組みをする意義があると考えました。また、葵舟は2020年4月から運航を開始されたものであり、静岡市の新たな観光創出になる点からも魅力的な観光資源であると判断したことが経緯です。
②ツアープラン作成までの活動【田中美澪】
ツアープラン作成はまず、自分たちが観光に何を求めるか、という話し合いからスタートしました。
私たちのグループではコロナ禍ということもあり、地元で気晴らしができるようなツアーが良いと考え、「地元でプチ観光をしよう」というテーマを設定しました。調べ学習はもちろんですが、パルクルに乗って市街を巡ったり、葵舟に乗って駿府城のお堀を一周したりと、フィールドワークを取り入れながらツアープランを作成しました。実際自分たちでまわってみると、馴染みのある駿府城も、徒歩、パルクル、葵舟から見る景色はそれぞれ全く違っていてとても新鮮でした。
ぜひこのプランを参考に静岡で観光してみてください。
③今回のツアープランの見どころ【澤端里緒】
私たち班のツアープランは、私たちと同じ若者をターゲットにしており、写真映えのする食べ物や景色が見所です。蜜を避けられ、楽に遠くまで移動が可能なため、静岡市のシェアサイクル、パルクルを移動手段として利用しました。
④今後、静岡市観光とPULCLEと葵舟の可能性・期待することについて【川崎先生】
静岡市はコンパクトなまちです。静岡市の観光をするにあたり、自転車を活用して観光するのはとても相性が良いといえます。また、PULCEは、駅から目的地までの二次交通としての役割を果たすことが期待されます。単なる移動手段だけでなく、自転車を活用することで、普段感じられないような視点でまちを移動することによって新たな発見につながります。コロナ禍で旅行がしにくくなっている中、身近なところを旅するマイクロツーリズムが注目されていますが、地域住民がPULCLEや葵舟に乗ることで身近なまちを観光することにより、まちの魅力に気づき、住みよいまちづくりにつながる可能性があります。